「33msec」という名前の由来

このサイトの名前「33msec」は、「サンジュウサン ミリセック」と読みます。msec はミリ秒(1000 分の 1 秒)を表す略語で、33msec は 33 ミリ秒、つまり 0.033 秒です。

33 ミリ秒は、動画の 1 コマの長さ

動画は、写真(コマ)を短い間隔で次々に表示して、動いているように見せています。1 秒間に表示するコマの数をフレームレートといい、fps(frames per second)という単位で表します。

スマートフォンのカメラでは、1 秒間に 30 コマで撮る設定がよく使われます。テレビ放送の方式に由来する 29.97 fps(正確には 30000/1001 fps)という、30 コマより少しだけ少ない値の動画もあります。1 秒は 1000 ミリ秒なので、30 fps の動画の 1 コマの長さは、

1000 ÷ 30 ≈ 33.3 ミリ秒

になります。33msec は、この「動画の 1 コマ」の長さです。

フレームレート 1 コマの長さ
24 fps 約 41.7 ミリ秒
30 fps 約 33.3 ミリ秒
60 fps 約 16.7 ミリ秒
120 fps 約 8.3 ミリ秒
240 fps 約 4.2 ミリ秒

なぜこの名前にしたのか

動画をコマ送りして見ていると、1 コマの間にも物事はずいぶん進んでいることに気づきます。ボールは 1 m 以上進み、スイングのクラブの位置はまるで違います。普段は意識しない「1 コマ」という短い時間に目を向けると、見えていなかったものが見えてくる。そんな道具を作りたいと考えて、1 コマの長さをそのまま名前にしました。

もう 1 つの理由は、速さです。ボタンを押してから結果が出るまでが、1 コマ分くらいの短い時間で済むような、軽くて待たされない道具を作りたいと考えています。画像や動画をサーバーに送らず、手元のブラウザだけで処理するのも、そのためです。

33 ミリ秒はどれくらいの時間か

33 ミリ秒は、とても短い時間です。

  • 時速 100 km で走る車は、33 ミリ秒の間に約 0.9 m 進みます(100 km/h は秒速約 27.8 m)。
  • 野球の投手が投げた時速 150 km のボールは、33 ミリ秒の間に約 1.4 m 進みます。

動画を 1 コマずつ見ると、普段の速さでは見えない動きが見えてきます。ゴルフのスイングでクラブがボールに当たる瞬間や、格闘ゲームの技が出るまでのコマ数は、1 コマ(約 33 ミリ秒)単位で確かめられます。

名前に込めたこと

33msec で作っているのは、鉄道の統計、カメラの計算、フラクタル、動画、写真のプライバシーと、分野はばらばらです。共通しているのは、「ちょっと確かめたい」と思ったときに、すぐ開いて、すぐ答えが出ることです。これからも、1 コマ分の時間を大切にする道具を増やしていきます。

Video Inspector Pro では、動画を 1 コマずつ送りながら、今のコマが何番目で、何ミリ秒の位置かを確かめられます。フレームレートと時間の関係は「1コマは何ミリ秒?フレームレートと時間の関係」でくわしく説明しています。

出典

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